【シュラフ入門】封筒型、マミー型、綿の種類で性能も違う おすすめ3選も
シュラフ(寝袋)は、キャンプで寝るときに使用する寝具です
シュラフとは、ドイツ語でシュラーフザック(寝袋)という意味からきています
使用環境に合わないシュラフでのキャンプは、後悔します
寝れないと、キャンプが嫌な思い出となります
人間は、やはり睡眠は大切です
今回は、シュラフを選ぶにあたって
こんな方におすすめの記事です
□ テントで寝ることに、不安がある方
□ 寒さで目が覚めたことがある方
□ シュラフを、購入予定の方
シュラフの違い① 形 封筒型
封筒型は、長方形で、横にファスナーがついているタイプのシュラフです
普段寝ている、布団に近いのも、このかたちです
シュラフ内で寝がえりができるのも、このタイプの良い点です
ファスナーを開けば、掛布団や敷布団として利用できます
2つのシュラフを連結させ、大きなシュラフとしても使えます
ファミリーキャンプや小さな子供がいるキャンパーさんには、良いですね
保温性は、良くないものが多いので注意は必要です
3シーズン(春、夏、秋)用のものが多いです
シュラフの違い① 形 マミー型
「マミー」とは、英語でミイラという意味です
確かに、入っている姿はミイラみたいですよね
キャンプ等で使用するシュラフだと、この形を想像する方が、多いのではないでしょうか?
顔だけが出ていて、身体にぴったりフィットしているタイプですね
1番のメリットは、保温性が高いことです
寒い季節には、適した形です
また、封筒型に比べ、コンパクトで、持ち運びも便利です
ですが、慣れていないと、窮屈に感じることがあるかもしれません
シュラフの違い② 中身 化学繊維
寝袋は綿の素材によっても、性能が変わります
化学繊維の1番のメリットは、リーズナブルなことです
価格が安く手に入ります
キャンプを今からやろうとして、思った以上に高いとキャンプ自体をあきらめがちになります
入門としては、良いかもしれません
手入れも、洗濯機に丸ごといれてOKなものもあるので、キャンプ後は楽です
濡れた後の乾きも、比較的良いです
マイナス点としては、収納した後のサイズが大きくなりがちです
保温性も、よくないです
シュラフの違い② 中身 ダウン(羽毛)
羽毛布団を想像してもらえば、その性能を備えています
軽くて、保温性が高いのがダウンの魅力です
ダウンと化学繊維のシュラフを比べてみるとわかりますが、ダウン性は軽くて、小さいです
コンパクトでびっくりします
マイナス点は、やはり価格が高いです
入門者としては、手が出づらい価格帯です
濡れにも弱く、濡れてしまうと本来の性能が出せないので注意しましょう
カバーなど使用することをおすすめします
シュラフの違い② 中身 ダウン(羽毛)の基準 フィルパワー
ダウン(羽毛)のシュラフには、フィルパワー(FP)という数値があります
羽毛のかさの高さを表す値です
一度、圧縮した場合、どれだけ復元するかという感じです
数値が高いほど、空気を含んでいて、保温性が高くなります
数値が低いと、圧縮したあと、ぺっちゃんこ、ということです
600~700あると良質といわれています
シュラフの違い② 中身 綿の充填率も大事
もちろん、化学繊維だろうが、ダウン(羽毛)だろうが、入ってる量が少ないと性能が発揮されません
シュラフによって、大きさが変わると、充填率も変わってきます
ものによっては、スカスカなシュラフもあります
基準は難しいですが、ネット等で購入するときは、同じサイズのシュラフ同士を、くらべてみてください
明らかに、比べて充填率が低いものは、購入をやめた方が良いでしょう
シュラフの違い③ 何度まで使用できるか?
いつ使用することを想定して作られたシュラフかは、必ず確認しましょう
大きく分けると、3シーズン(春、夏、秋)用、夏用、冬用などあります
また、温度で快適温度〇度と書いてあることがあります
この、快適温度の考え方はメーカによって違います
あくまで、参考値と考え、余裕を持った温度設定のシュラフをおすすめします
基本的に快適温度は、寒さを感じることのない温度
使用可能温度は、成人男性が寝袋の中で丸くなり8時間寝られる温度
限界温度は、一般的な女性がひざをかかえるくらい丸くなった状態で、なんとか6時間耐えれる温度です
限界温度での使用は、ありえません
事前に、キャンプ場の気温は調べましょう
おすすめシュラフ① コールマン ファミリー2in1
ファミリーキャンプには、おすすめのシュラフです
封筒型の王道は、コールマンではないでしょうか
大人2人と小さな子供1人でしたら、一緒に寝ることができます
初ファミリーキャンプでは、良い1品です
分解すれば、小さな封筒型2つとしても使用できます
おすすめシュラフ② モンベル シームレスダウンハガー800 #5
モンベルのマミー型の、シュラフです
最大の特徴は、伸縮性が高いことです
マミー型のマイナス点の窮屈さも、モンベルでしたら軽減できます
フィルパワー(FP)も名称の中にある通り800です
さらに、ダウン(羽毛)なので、コンパクトです
#の後の数字によって形の違い、快適温度等の違いがあるので、調べてみてください
おすすめシュラフ③ ナンガ オーロラライト 350DX レギュラー
ナンガという、メーカのマミー型シュラフです
シュラフの中では、とても有名メーカです
期間を限定せずに、永久に修理保証としており、安心できます
ファスナーが食い込まないような工夫もされています
まとめ
いかがでしたでしょうか
きちんと、数値を把握してシュラフを購入することで、失敗が防げます
命がけキャンプにならないよう、シーズンによって、使い分けも考えましょう
以上、ぼっこでした